男性の愛情表現はわかりにくい

束縛や嫉妬は、対象となる人が好きだからこそ抱く気持ち。愛情につき物とされている、束縛や嫉妬が湧き上がる要因の1つが、自分が愛されているかどうか不安になるからと言われています。自分の知らないところで女性と楽しそうにしていると、「その女性に惹かれているのではないか」。こまめに連絡がないと「私に関心が低いのではないか」。

彼からの愛情に自信がないから、他に目移りしないように、自分を忘れないように、どんどんルールを作って束縛してしまうのです。この不安は、自分が相手を好きなのと同じくらい、自分を好きだと自信が持てないから。彼の愛情が、あなたに伝わっていないのです。

「今夜は月がキレイですね」から考える男性の愛情表現

なかなか好きと言ってくれないからと言って、男性が恋人である女性への愛情が、女性が男性へ向けるものより少ないか、と言われると甚だ疑問。そもそも、好きだからデートに趣向をこらし、手間暇かけてプロポーズをするわけですからね。お給料3ヶ月分貯めるのだって、並大抵の努力ではありません。彼の愛情を疑う前に、男性の愛情が女性へ伝わっていない可能性を考えてみてはいかがでしょうか。

というのも、男性は愛情を行動で示すことが多いから。「好きです」と言葉にして交際を始めるのも、実はごく最近のことなのです。実際、60代くらいの男性から話を聞くと、「好きだからそばにいるに決まっている」と、言わなくても伝わっていることを、信じて疑わなかった人が多いことがわかります。

また、さらに時代が遡って、明治時代には夏目漱石が「I love you」を「今夜は月がキレイですね」と訳したエピソードは有名。控え目な表現こそが日本語の特徴であり、「愛してる」なんて直接的な言葉で伝えなくても、意味は伝わると夏目漱石は考えていました。言葉ではなく、態度で示すのが男らしさと、長い歴史の中で考えられてきたのです。

ここまで極端ではありませんが、現在でも男性は気持ちを言葉にすることが苦手。告白のとき以来「好き」と彼の口から聞いていない、という事態が発生するのはこういう背景があるのです。

男性は、行動で「好き」を伝えている

男性は言葉での愛情表現が苦手なかわりに、行動で示そうとします。夢のようなデートプラン、仕事の後、睡眠時間を削ってでも彼女の一言で駆けつける、家に遊びにくる彼女のために好物のケーキを用意するなどなど。大きなものから、ささいなものまで、彼女のために行った一挙手一投足が彼らにとっては愛情表現。

行動で好きだと伝えていると言われても、言葉にして表して欲しいと言うのが、女性の正直な気持ちですが、彼女のために動くことで、自分の気持ちは伝えている、女性にも伝わっていると、考えています。こんなにあなたのために行動を起こすのは、好きだからでしょ、と考えているわけです。

そのため、彼女が「好きなのかわからない」と気持ちをぶつけても、理解できません。男性の行動が言葉の「好き」のかわりなわけですから、その行動によって女性が喜んだり、男性の頑張りを認めたりしなければ、男性はがっかりします。コンビニで買えるようなお菓子をもらったとしても、笑顔で「わざわざありがとう」と喜びましょう。

何度も言っている通り、男性の恋人への行動の全ては、彼女に喜んでもらうためのもの。愛する彼女が、自分の行動によって、笑顔になることが嬉しいのです。ちょっとしたことであっても、1つ1つ喜ぶことによって、男性も嬉しくなり、もっと女性が喜ぶことをしたくなります。

いっぽう、女性側も彼の自分のための行動に1つ1つ喜ぶためには、男性の行為の意味を考える必要が出てきます。意識すると、彼が思ったよりも、たくさんあなたのために行動していることに気づくことでしょう。自然と感謝の気持ちが出てきて、愛されていることを実感できます。「自分が愛されているかどうかわからない」と不安になることがなくなり、気持ちが穏やかになって、束縛する必要を感じなくなるのではないでしょうか。

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